東電HD答弁書に対する反論書の作成作業について
申請人らの原因裁定調停申請書(3月10日提出)に対して、公害等調整委員会から被申請人の東京電力HDに対して答弁書の提出を求められていたが、東電HDからは1箇月遅れで7月30日付で提出がされた。
この答弁書に対する内容の検討と反論書の作成作業について、弁護団及び山田國廣顧問並びに事務局長の藤原でこの間数回にわたってオンライン会議で検討が行われてきた。また、山田顧問と藤原は9月17日から19日の2泊3日で、藤原の知人が有する軽井沢の別荘で合宿を行なって内容の検討を行なった。
10月6日に行なわれた弁護団会議で以下のような方針が確認された。
(反論の骨子)
1.被申請人はシーベルト論で勝負しようとしている→これが間違いであることを主張する。
2.UNSCEARに対する批判は大阪大学名誉教授の本行忠志著『UNSCEAR批判の意義とUNSCEAR2020/2021報告書の問題点』を参考とする。
〈今後の予定〉
①弁護士が各自10月14日までに山田先生に質問し、それに対して山田先生が回答をする。
②11月末までに準備書面を提出する。同時に進行協議に関する意見も出す。
③とりあえず総論部分についての主張をする。個別の申請人に関する補充主張は追って行なうこととする。
以上のような進行について確認がされた。
山田先生、藤原先生、申立人の皆さんのご活動に敬意を表します。原因裁定につきまして重大な関心を寄せている者です。
大阪大学の本行先生が発表されたプレゼン資料によりますと https://fukushimakyoto.namaste.jp/akiraka/pdf/20210223hongyo-2.pdf
”ICRP モデルは、きわめて放射能の 高いテルルTe-132/I-132 のセカン ド・イベントのペアが、初期の被ばく における主要な危険因子になること を考慮していない(ECRR2010) ”この部分はまさに黒い雨裁判で採用された超短半減期核種(マンガンなど)による内部被ばくに通じるものがあると思います。すでに次の文書で主張されるのではないかと思われますが、東京電力側の答弁書ではまったく認識されていないところですので、強力な一撃となるのではないかと期待しております。
K.S(イニシャルで申し訳ありません。九州在住です。)
ご投稿をありがとうございます。しばらくこのご投稿に気が付かず、返信が遅くなり申し訳ありませんでした。仰せの通り、これまでの物理系の専門家の方々からは過去にご指摘がありませんでしたが、超短半減期の放射性物質や化学的安定物質による複合汚染の影響が取り上げてきませんでしたので、私共は新たに着目して主張を行なってきています!今後ともご提案をよろしくお願いします🙏
今日2回目のK.Sです。 山田先生のhttps://cnic.jp/hangenpatsu/1795 ”ヤブロコフさんは「Te-132,I-131などの揮発性のパーテイクルは数千㎞の範囲に拡散した。放射性核種が雨滴の中に濃縮された場合には、液体ホットパーティクルが形成された」「このような放射性のパーテイクルは、たとえば人が低線量区域にいたとしても、水や食物や呼吸を通じて身体に取り込まれると高線量の放射線を生じる。微細な粒子は容易に肺に侵入し、大きめの粒子は主として気道に集中する」という重要な指摘をしています。” テルルこそ出てはきませんが、インドの科学者が昨年出した論文に類似の部分がありました。Interaction of cesium compounds with abundant inorganic compounds of atmosphere: Effect on cloud formation potential and settling – ScienceDirect 具体的な箇所を探せなかったですが、インドの科学者も注目していることがうかがえました。
私が反原発新聞に書いた”テルる毒入りホットパーテイクル汚染”の期に関して
適切なコメントをしていただき感謝いたします:山田國廣より