この資料(「全国および東日本 12 県で原発事故要因による院内がん登録数が
増加していることの回帰分析による証明」)は、風媒舎から出版された”なぜ首都圏でガンが60万人増えているのか”の基礎資料として作成したものです。(山田國廣)
一部のデータは、風媒社の本に使用されていますが、この資料に示したの様に
まとまった形ではどこにも発表していません。
(1)この中で低被ばく対象県としては、香川県のデータを入れています。
(2)原発事故被ばく県としては東日本12県のトレンド解析を行っています。
(3)福島県(テルル毒本No5参照)が、東京などにくらべてガン増加傾向
が比較的に低く出ているのは、
①福島県で発症したガン患者が避難して他県でガン登録してること
②他県に避難してからガンが発症していること
などの「トレンド解析における過小バイアス」が生じているからです。
(4)「放射能毒とは、化学毒とは」などの基礎的用語の解説もあり、
「放射能毒と化学毒の複合汚染・複合影響」を理解する資料としても
有効です