「福島原発事故影響健康被害の5段階因果関係論」(テルル読本NO34)


福島原発事故直後に東日本各地で核分裂生成による放射能毒物と化学毒物複合
影響に依り急性および慢性原爆症を起していた。

1.因果関係論第1段:福島原発事故直後に東日本各地で“テルル化合物急性毒症状⇒急性原爆症と類似症状”が起こっていた
⇒原爆・原発推進派は核分裂事件後の健康被害原因を放射能だけで説明してきましたが「テルル化合物急性毒の影響もある」ことがわかってきました。

2.因果関係論第2段:核分裂により放射能毒物と化学毒物は同時に生成され原子炉内に堆積していた⇒原子炉内放射能の原発事故直後の核種別寄与率(%)はTe-132+I-32=53%で、半分以上がTe-132,I-132親子核種による寄与でした。

3.因果関係論第3段:4段階因果関係論その3:原子炉内の放射能毒物と化学毒物はPM(浮遊微粒子物質)に付着して9 本のプルームに混入して東日本広域を汚染させた⇒プルーム中の大気浮遊粒子、土壌、樹木葉など放射能実測から核種別放射能寄与率(%)はTe-132+I-132が50%以上でることがわかってきました。

4.因果関係論第4段:放射能毒物と化学毒物の毒性とその複合影響について⇒化学毒の主役はテルル化合物の急性毒、遺伝毒性、生殖毒性、神経毒性であり、放射能毒の主役はTe-132+I-132親子核種のβ線連続放出によるクラスターDNA損傷やベータ線熱傷であり、そして両毒性は複合影響を及ぼして健康被害を起こしていました。

5.因果関係論第5段:福島県および東日本広域において原発事故後の健康被害⇒①テルル化合物急性毒性症②甲状腺がん、白血病など多様な部位がん③心筋梗塞④新生児の先天奇形などがん以外の疾病が急増していました。

出典:テルル読本NO34:
    「福島原発事故 影 響 健 康 被 害 の 5 段 階 因 果 関 係 論」